[音] | イ |
[訓] | かれ |
これ | |
ただ |
《意味》
【伊頓】イートン
イートン。イギリスのロンドン市の西郊、テムズ川北岸にある町。
【伊尹負鼎】いいんふてい
大望のために身を落とすたとえ。
「伊尹」は中国殷代の賢宰相。伊尹が鼎を背負ってやって来る意。
伊尹は殷の湯王に仕えるために鼎を背負って料理人として近づき、ついに志を果たして宰相になったという故事から。
【伊賀】いが
旧国名の一つ。今の三重県の北西部。伊州。賀州。
【伊弉諾尊・伊邪那岐命】いざなぎのみこと
記紀神話で伊弉冉尊とともに国生みをした男神。
Wikipedia「イザナギ」
【伊弉冉尊・伊邪那美命】いざなみのみこと
記紀神話で伊弉諾尊とともに国生みをした女神。
Wikipedia「イザナミ」
【伊豆】いず
旧国名の一つ。今の静岡県の伊豆半島の大部分と、東京都下の伊豆七島。豆州。
【伊勢】いせ
旧国名の一つ。今の三重県の大部分。勢州。
【伊曾保・伊蘇普】イソップ
イソップ。「イソップ物語」の作者とされる伝説的な古代ギリシャの寓話作家。紀元前六世紀前半頃の人。奴隷の身分であったという。
Wikipedia「アイソポス」
【伊太利・伊太利亜】イタリア
イタリア。ヨーロッパ南部の共和国。
Wikipedia「イタリア」「国名の漢字表記一覧」
【伊吹】いぶき
ヒノキ科の常緑小高木。本州以南・中国・朝鮮などの海岸地方に自生する。材は鉛筆・床柱・器具材など,用途が広い。園芸変種が多い。
Wikipedia「イブキ」植物園へようこそ!「イブキ」
別名「びゃくしん(柏槙・檜柏)」ともいう。
【伊予柑】いよかん
ミカンの一種。果実は大きく、赤橙色で甘みが強い。二、三月に熟する。1880年代に山口県で発見され、愛媛県に伝えられた。
Wikipedia「イヨカン」
【伊蘭】イラン
【伊呂波】いろは
「以呂波・色葉」とも書く。
【伊聶謝】エニセイ
エニセイ川。ロシアの河川。北極海に流れ込む最大の水系。モンゴルから北へ流れて北極海のカラ海に注ぐ。
Wikipedia「エニセイ川」
【伊】かれ
三人称の代名詞。人を指す語。
【伊】これ
自分の近く、または直前に述べた言葉を指すときに用いる語。
【伊達】だて
《伊達の薄着》だてのうすぎ
厚着をすると不恰好になるので、寒い時にも無理に薄着をすること。
【木乃伊】ミイラ
ミイラ。人間や動物の死体が人工的または自然に、腐らないで固まって原形を保っているもの。
ポルトガル語mirraの当て字。
《字源》
声符は「尹(いん)」。「尹」は神官が杖を持つ形。その神杖によって神を呼ぶ意がある。これに祝詞を収めた器「口(さい)」を添えた形が「君」である。
「伊」は神の導きによって人を導く神官・聖者を表す。
:「尹」の甲骨文字
:「伊」の甲骨文字